矢掛町の流れ橋を訪ねる



岡山県の矢掛町には3つの流れ橋が残っているというので、
朝早く大阪を出て、1日がかりて訪問してみました。

事前の調査では3つだけしか情報がありませんでしたが、
当日の調査で橋の跡と思われる橋脚が見つかり、
その後、もう一つの橋の存在が明らかになりました。

今回はすべての橋を網羅するため、
矢掛駅で下車し、小田川沿いに歩いて各橋を回り、
隣の小田駅から大阪方面に戻りました。





大阪方面からの日帰りプラン例

【往き】
08:00 発 ■大阪
 || 北陸・東海道・山陽本線新快速  1時間29分
09:29 着
09:33 発 (4分) ■相生(兵庫)
  || 山陽本線(姫路−岡山)  1時間04分
10:37 着
10:44 発 直通 岡山
 || 伯備線  24分
11:08 着
11:14 発 (6分) ■清音
 || 井原鉄道線  26分
11:40 着 ■矢掛

 (徒歩で流れ橋めぐり)
矢掛駅→矢掛本陣→観月橋→向山橋→野宮橋→北畑橋→小田駅

 ▲井原鉄道 矢掛駅


 ▲矢掛本陣付近の街並み(旧山陽道)


 ▲流れ橋や沈下橋ではありませんが、なかなかいい感じの新栄橋


 ▲野宮橋


 ▲井原鉄道 小田駅

【帰り】
14:28 発 ■小田(岡山)
 || 井原鉄道線  23分
14:51 着
15:28 発 (37分) ■清音
  || 伯備線  25分
15:53 着
15:55 発 (2分) ■岡山
  || 赤穂線(播州赤穂−岡山)  1時間12分
17:07 着
17:09 発 (2分) ■播州赤穂
 || 東海道・山陽本線新快速  1時間11分
18:20 着 ■三ノ宮(JR)

このように、現地で3時間近くの余裕を見ても、
新幹線を利用しないで行こうとすると、
一日がかりになってしまいます。



各流れ橋の概要

矢掛駅に近い東側から西に向かってご紹介していきます。

(1)観月橋 


井原鉄道の矢掛駅から南に約600m、
矢掛本陣の少し東側にあった流れ橋です。



2008年6月には通行可能だったようですが、
現在は駅前の案内地図からも削除され、
今後の復活はないようです。

私が訪れた2009年8月時点では、
橋脚が残り、流された橋がワイヤーでつながれたまま放置されていました。


なお、Yahoo!地図の航空写真では、
小さいながらも昔の状態を見ることができます。





(2)名称不明


観月橋の約1000m西、新栄橋から約500m西の中州の端の地点に、
橋の跡と思われるコンクリート製の橋脚が2つだけ残されていました。






(3)向山橋
観月橋の約1600m西に架かっていた流れ橋です。
現在ではすぐ隣に新しい橋が架けられ、
古い橋は跡形もありません。


川沿いの国道が分岐して川と少し離れる地点が5叉路になっていて、
そこに信号機があり、新しい橋が架かっています。

Yahoo!地図の航空写真では
昔の橋と建設中で橋脚だけの新しい橋の様子が見られます。




(4)野宮橋


轟橋と中央橋のほぼ中間に、
現在でも現役の流れ橋がひっそりと架かっています。
矢掛駅側は工場と畑があり、対岸は畑と小さな山だけの風景です。



利用する人がいるのか疑問ですが、
流れ橋の似合うこの周辺の風景はなかなか良いものです。


(5)北畑橋


寺迫地区と北川地区を結ぶ流れ橋で、
井原鉄道の小田駅から南東に約700m行った地点にあります。
小田駅側の寺迫地区はすぐ東が小さな山になっていて、
対岸の北川地区は住宅地になっています。



2009年8月に訪れた時は橋が流されたままで、
橋脚はそのまま、流された橋はワイヤーにつながった状態で放置されていました。